アポスティーユの素:英文契約書の基礎
アポスティーユの素:英文契約書の基礎
英文契約書には、日本のものとはまた異なる独特のルールがあります。
そこで、英文契約書の基本的事項を説明いたします。
正式な英文契約書の構成
1.契約名
2.前文
契約日、当事者の記載
3.本文
一般条項(General Tearms) どのような契約書にも記載されるものです。
主要条項(Principal Terms) 主たる契約内容のことです。
4.終了部分
契約確認の文章、署名
用語「may」と「shall」(権利と義務の表現)
契約書においては、
「may」は、権利性を表します。
「shall」は、義務性を表します。
契約書は、権利と義務を明確にするのが最も重要な点ですので
この2つの助動詞の使い分けを理解することは、重要です。
詳しく解説すると、
「may」は、right(権利)、 privilege(権利、特典)、 power(権限、機能)を意味する場合に用います。
「shall」は、一般的に『No person shall…』とあれば、『いすれの者も・・・することを義務付けられない』となります。
ちなみに、『No person may…』とある場合は、『いずれの者も・・・してはならない』という強い禁止になります。
英文契約書の時制
通常は、現在形を使用します。